なかなか治らない腰の痛みは原因を調べよう|腰痛は種類がある

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肺に発症するがんの治療

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肺に生じるがんの種類

人間は呼吸器を通じて絶えず酸素を取り込まなければ生きていけません。呼吸という大事な機能を担うためにも肺は重要な臓器ですが、他の臓器と同じく肺にもがんが発生することがあります。肺に生じるがんのうち、転移性のがんを除いた原発性の肺がんにはさらに小細胞肺がんと非小細胞肺がんの2種類があります。全体の10%程度と言われる小細胞肺がんは進行の早いのが特徴で、気管支など肺門と呼ばれる肺の入口付近に多く発生します。早期段階から手術をせずに抗がん剤や放射線治療を行なうのが普通です。早期段階からリンパ節ばかりでなく脳や骨・肝臓などに転移しやすいですが、抗がん剤や放射線が効きやすいとも言えます。それ以外の腺がん・扁平上皮がん・大細胞がんという3種類を合わせて非小細胞肺がんと言います。肺がんの中でも最も多い腺がんは、肺野と呼ばれる部分に多く発生するがんです。扁平上皮がんは肺門付近に発生し、腺がんに次いで多数を占めます。大細胞がんは全体の数%に過ぎません。いずれも小細胞肺がんより進行が遅いため、早期段階なら手術で完治も目指せます。抗がん剤や放射線治療は効きにくいと言われますので、早期発見が重要になるのです。

早期段階なら手術で治療可

肺がんの中でも肺門部分に発生する場合は喫煙が原因となっているケースが多いものです。肺野部分のがんは非喫煙者にも多く発生しており、肺門部分のがんと比べて初期症状が表れにくい面もあります。定期的に肺の検査を受けている人ほどがんが早期発見されるため、手術による完治の可能性も高まるのです。肺がんの検査は喀痰検査や腫瘍マーカーに加え、気管支内視鏡検査を実施することで診断の精度が格段に向上しました。必要に応じてCTやMRIといった画像検査も、超音波検査や換気血流シンチグラフィとともに実施されます。従来の手術では肋骨の間を大きく切り開いて行っていました。手術方法も進歩しており、現在では胸腔鏡下手術を実施する病院が増えています。この方法ではビデオカメラを先端に取り付けた細長い管を肋骨の間から挿入するため、手術の負担が大きく軽減されます。モニターを見ながら実施する最新手術方法に習熟した外科医ほど、小さな腫瘍でも上手に摘出できるものです。手術用モニターや胸腔鏡などの専門医療機器を完備した病院では、外科医も多くの手術実績を積んで腕を磨いています。早期の肺がんはそのような病院で手術を受けるといいでしょう。